「議員定数削減の署名運動」に、ちょっと待った!【議会の存在意義(目的)】

2010.09.23 Thursday

JUGEMテーマ:地方議会
 
まず、はじめに。
市議会の議員定数(議席)についての僕自身の見解は、
定数の増減は議会制民主主義を実現する手段にすぎないので、
多くても少なくても現行のままでもよいと思っている。

何議席が適正なのかを
市民の皆さんと話しあって決めればよい。
ただし、答えはひとつではない。
なぜなら、
それは目的ではなく手段であるからだ。

例えば、
富士山登山をして頂上を目指すという目的は、
ひとつだが、
この目的を達成する手段(ルート)は、
ひとつではない。
どのルートで登頂するかは、
自分の体力や時間、経験などによって判断し、
自分で決めるのである。

議会制民主主義(間接民主主義)における議会の存在意義は、
選挙によって選ばれた市民の代表である代議員(議員)が、
討論の広場である議会において「選良」という誇りをもって、
「如何に民意を市政に反映させるか」という視点で、
市民の負託に的確にこたえ、
市民福祉の向上及び市勢の伸展に寄与するために、
議会として市民の声に耳を傾け、
議員同士で議論を重ねることである。

流山市議会の目的については、
昨年3月に議員28名全員もれなく賛成(全会一致)で、
承認(可決)された流山議会基本条例(特に前文から4条まで)に、
お目通しをいただきたい。

議会基本条例の前文は、
日本国憲法の前文を下敷きにして、
当時の議会基本条例策定特別委員会の委員どうしで、
かなり時間をかけて議論した内容となっている。

つまり、
「如何に民意を市政に反映させるか」という目的に沿って、
議員定数の増減を考えなければいけない。

例えば、
今ある自治会組織にミニ議会の機能を持たせる。
この場合、
ミニ議会の議員は自治会内での公選によって、
選出される必要がある。

これが実現できれば、
市議会の定数は、
自治体の区割りである小・中学校区単位(たしか13地区※後日確認)
と同じ数だけでよいかも知れない。

もう一つには、
各世帯(6万5621世帯 H22.9現在)に、
地デジのリモコン機能、
もしくはスマートフォンを配布して、
直接市民に政策の判断をしてもらう。

この場合、
市議会は必要なくなるかもしれない。

ただし、
これは直接民主主義(直接民主制)となるため、
地方自治法第九十四条※1の改正が必要となる。
※1 町村は、条例で、
    第八十九条の規定にかかわらず、
    議会を置かず、
    選挙権を有する者の総会を設けることができる。

何度も申し上げるが、
議会制民主主義における議会の目的は、
市民の負託に的確にこたえ、
市民福祉の向上及び市勢の伸展に寄与することなのである。
無駄遣いはもってのほかであるが、
ここにお金(予算をさくこと)を惜しんではいけないのだ。

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