アメリカ史上“最も愛された大統領”の志は日本、そして流山にも。

2013.05.16 Thursday

とある方のススメがあり、
映画「リンカーン」を観てきました。

映画の中で僕の心の琴線に触れるセリフが、
いくつもありました。

「人は選んで産まれてくるのか?」
「それが正義だ!」
「自分の心に問え」
「それをどう考えるかは、君が決めるのだ!」
「主の裁きは真実にして、ことごとく正しい」

そして、
映画の中では演説の全容については、
完全に表現はされていなかったように、
記憶していますが、
かの有名なゲティスバーグ演説での一節。

government of the people, 
by the people, for the people

映画を観た後に wikipedia を
読んで知りましたが、
この言葉はリンカーンのオリジナルではなく、
聖書の英訳の中に出典があるようです。

また、ゲティスバーグ演説で、
リンカーン大統領は、あえて、
「国民(Citizen)」という言葉を避けて、
「人民(People)」という表現をしたようです。

これは二つに割れた国家を、
再び一つに統合することに腐心していた
リンカーン大統領が、
南部諸洲の人々に配慮したことが、
背景にあるようです。

リンカーン大統領が訴えたかったのは、
北部アメリカ合衆国の国民でも、
南部アメリカ連合国の国民でもなく、
分け隔てのない全ての人民に他ならなかった
ということのようです。

「合衆国(Union)」という言葉を使用せず、
「国家(Mation)」と言っているのも、
同じ背景によるもののようです。

さらに、僕にとって新しい発見!
というか驚きがあったのは、
このゲティスバーグ演説と日本国憲法が、
つながっているということでした。

1946年、GHQの最高司令官として、
第二次世界大戦後の日本占領の指揮を執った
ダグラス・マッカーサー元帥は、
GHQによる日本国憲法の前文(草案)に、
上記の一節を盛り込んでのです。

Government is a sacred trust of the people, the authority for which is derived from the peoplethe powers of which are exercised by the representatives of the peopleand the benefits of which are enjoyed by the people.

上記の一文が、そのまま和訳され、
日本国憲法の前文の一部となりました。

そもそも国政は、
国民の厳粛な信託によるものであって、
その権威は国民に由来し、
その権力は国民の代表者がこれを行使し、
その福利は国民がこれを享受する

そして、
平成21年4月から施行された
流山市議会基本条例の前文は、
上記の一文を土台にしています。

流山市政は、流山市民(以下「市民」という。)
の負託によるものであって、
その権利の源は市民にある。
その権能は、
選挙によって選ばれた市民の代表者である市長と、
選挙によって選ばれた議員によって構成される
流山市議会(以下「議会」という。)が、
市民福祉の向上のため、
市民の要望を把握して行使する。
この条例は、
主権在民を基調とする民主主義の原理に基いている。

皆さんも、
ぜひ一度、映画「リンカーン」を、
御覧になってみてください。

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